開き直り、そこに双子がいることをもっと楽しもう

毎日、毎日、寝不足の中であまり考えることが出来なくなってきます。妻と直ぐにけんかしたくなってきます。それは妻も同じです。

ミルク作れって命令するな。俺だって眠いんだ。私だって。

本当に小さなことで喧嘩になりそうな雰囲気です。もちろん喧嘩しました。寝不足の中での喧嘩ですから、お互いがお互いのことを言うだけです。そこに思いやりの気持ちはありません。毎日が殺気立った雰囲気では、一向に見えない出口がもっと遠くなりそうです。

いろいろと考えた末に、私の仕事の量を減らしました。私は家で仕事をしていましたので、仕事量を減らして、ほとんど仕事しないようにしました。双子パパに専念することにしました。収入は減りましたが、結果的に良かったと今では思っています。(双子が大きくなるにしたがって、仕事を増やしていきました。)

朝から晩まで妻と双子とその上の長男の5人でずっと一緒です。泣いたら、ミルクかおしっこかうんちです。暑いのか寒いのか、快適に寝られるようにもしてあげました。

夜中は私の担当ですので、妻が起きないように私が面倒を見ていました。朝の7時に体力の限界になりますが、そこから昼までゆっくりと眠ることが出来ます。眠れるという安心感が、それまでの先の見えない恐怖感を和らげました。双子が生まれてからの3年間は、ずっとこういう生活をしていました。

全部を完璧に出来れば良いのでしょうが、私たちにはそんな体力もありませんでしたので、私が開き直って仕事をしないで乗り切りました。

今でもこの選択は間違っていなかったと思っています。

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